カントー(Can Tho)のゲストハウスを選びたい。アットホームで居心地のいいゲストハウスはどこだろう。観光やツアーの手配も相談したい。
こういった疑問に答えます。
メコンデルタの都市カントー(Can Tho)を一人旅したときに、居心地のいいゲストハウスを見つけました。部屋に差し込む明かりが柔らかくて快適。女性オーナーの気配りが細やかで、家庭的な温かさがあります。ツアーの手配・旅行のアドバイスももらえます。そして低価格。小さなゲストハウスですが、お薦めできるのでご紹介します。
こういった方にお薦めしたい
- 家庭的な温かさのゲストハウスが好き
- コスパ大切。個室で快適に眠れればOK
- 街の中心部から離れても気にしない
- ツアーの手配や旅行のアドバイスが欲しい
- 英語で世間話をしたい
- 子供が好き
「Duy’s home」のいいところ
細やかなホスピタリティ
女性オーナーの対応が細やかなのです。英語が苦手でも、言い方を工夫して分かりやすく表現してくれます。安心感があるんです。文字に書いて伝えてくれたり。コーヒーを注文したらお茶も一緒に提供してくれました。
さりげない心遣いに安心感を覚えます
とりあえず1泊の予定で確保した宿が、思いのほか快適で延泊を申し込みました✨✨✨✨
仕事の締め切りも重なるので、明日は引きこもって作業に励みます😃
夜中。階下から小さな子の泣き声が聞こえる。平和ですね。なつかしい😌 pic.twitter.com/LgcAzhod3b
— IMA (@imablog) November 6, 2019
気軽に話ができるので「爪切り」を借りました。嫌な顔ひとつせず貸してくれます。本当にささやかなことなんですが、こういった気遣いが心地よいのです。
しかし、爪切りの切れ味は悪かったです。
ベトナムに行くときのお土産は爪切りにしよう、と決めました。
宿で爪切りを借りました。爪切りを借りたのは初めてです。何故かたくさん連なってまして「これがたぶんいいわよ」と言われたもので、パチパチと爪を整えました。なるほど、切れ味に差がある😃
切れ味を考えると、日本からのお土産として「爪切り」もありかも…?🤔 pic.twitter.com/BSA6aWDdPu
— IMA (@imablog) November 9, 2019
部屋の日差し
道路側の部屋(101/2階)はバーチカルブラインド(縦型ブラインド)+ダブルベッド。ブラインドを開ければ日の光が差し込みます。明るく柔らかい自然の明かりが、とても快適なんです。
ちなみに反対側の部屋(102)は窓がなくツインベッドでした。明かりは青色。個人的には道路側の部屋(ダブルベッド)を強くお薦めします。
ロッカーは割と広めです。セキュリティボックスはないので、貴重品は自分で管理しましょう。このゲストハウスは家族だけで経営しているので、盗難の心配がほとんどありません。
ルームサンダル、タオル・せっけん・アメニティ、ボトルウォーターやコップなども用意されています(写真に写っていませんね)。
いろいろ低価格
宿泊費用は220.000VND(約1032円)。最初は1泊だけbooking.comで予約しました。宿泊予約サイトより直接予約がお得です。アイスコーヒーは12.000VND(約56円)。ミルク入りで15.000VND(約70円)。ランドリーサービスも1kg単位の安価で頼めます。ハノイ、ダナン、ホーチミンなどのゲストハウスと比べても安い価格ですね。とても使いやすい。
近隣の飲食店など
歩いて数分のところに、ナイトマーケットがあります。海産物を頼んでビールを飲んだり、ベトナムっぽく路上のカフェでコーヒーを飲んだり。飲食店やカフェ・バーのあるエリアも近いので、何かを食べに行きやすいです。
ナイトマーケット以外にも、ゲストハウスから徒歩圏内にレストランがあります。こちらは若い現地のお客さんが多いお店。練りものやオクラなどの揚げもので、ビール2本を合わせて60.000VND(約282円)でした。
夕食1軒目は、道路沿いのローカルなお店へ。英語は通じないので、他の方の料理をさり気なく指差して注文しました。金額を尋ねたら紙幣を出して教えてくれました😃
タレを付けるとスパイシー。安くておいしい😌
練りもの・オクラなどの揚げもの+ピクルス・葉っぱ+ビール2缶。60.000VND(約282円) pic.twitter.com/ot9t0G58Z6
— IMA (@imablog) November 7, 2019
こちらは別のお店で食べた麺料理。60.000VND(約282円)。鶏肉のボリュームがしっかりあって、肉質もかみ応えのあるものでした。タンパク質補給ができてうれしいです。
夕食2軒目は、帰り道を間違えた先で見つけたお店へ。「鶏肉を食べたいな……」と思って屋台を見学したら、薦められて入店😃
かみごたえのある鶏肉に、栄養価の高さを感じます。スープの中には細くて透明な麺が。しっかりタンパク質を補給できました。満腹です😊
鶏肉の載った麺60.000VND(約282円) pic.twitter.com/ppkrlXWzw8
— IMA (@imablog) November 7, 2019
「Duy’s home」は素泊まりのみ。朝食を取りたいときはホテル前の屋台で取れます。メニューは写真の1種類のみ。28.000VND(約131円)。優しい味のスープは葉っぱを入れたりレモンを搾ったりして、自分好みに味を調えられます。もちろん辛くすることも可能。隣接するローカル・カフェのお客さんがレストランに注文する姿も見られました。
お店は「Duy’s home」の玄関を出てすぐ。道向かいにあります。
穏やかなエリア
ゲストハウスの近くは交通量が少なめなので、割と静かな環境です。道路を走るバイクの音などは聞こえるものの、ゲストハウスの室内でも快適にPC作業ができます。写真は「Duy’s home」の近くの通り。
ツアーの手配・観光の相談ができる
カントー(Can Tho)は水上マーケットの観光が有名です。「Duy’s home」でツアーの手配をしてもらいました。費用は50.000VND(約235円)。船の出発は朝5時。桟橋に向かうGrabBikeも手配してもらえました(GrabBikeの運賃は別支払い)。「早朝はGrabBikeが捕まえにくいから、予約しておくね」とオーナー。
カントー(Can Tho)に来たので、水上マーケットに行きます。朝5時の船で出発。
50.000VND(約235円) pic.twitter.com/7rK7APSw8C
— IMA (@imablog) November 9, 2019
名物料理のお店も教えてもらいました。写真はカントー(Can Tho)の名物料理・ラウマム。魚を発酵させた鍋でクセのあるにおいがあります。発酵食品好きの人はきっと好む味だと思います。235.000VND(約1103円)。量がとても多いので、2〜3人で食べる料理のようですね。
こちらはお薦めの理容室。「このエリアにある理容室がお薦めよ」と聞いて、髪を切りました。40.000VND(約188円)。
「Duy’s home」ではお薦めのお店や商品の金額も教えてもらえるので、街の散策がグッとはかどります。
「Duy’s home」の気になるところ
門限は22時
22時頃にゲストハウスの入り口が閉まります。「何時までに戻らなくてはいけない」決まりはありません。しかし夜遅くは門を開けてもらう必要があります。「もう寝ているかな」「子供を起こさないかな」と気にして呼び鈴を鳴らすのは、少し気になりました。
後日、オーナーと「zalo」(ベトナムのSNS)のアカウントを交換しました。zaloがあれば直接連絡が取れるので、深夜に呼び鈴を鳴らさずに開けてもらえます。便利。
誘惑のある通りが近い
あやしそうな「KARAOKE」のお店が、割と近くにたくさんあります。また「マッサージ」のお店がある通りも近く、男性の一人旅では誘惑がありそうです。
週末はカラオケの音が聞こえる
週末は日中でもどこかから歌が聞こえてきます。近所で営業している「KARAOKE」からだと思います。少しだけ気になりました。
Wi-Fiが不安定のときがある
たまにWi-Fiが切れます。仕事をする上で問題は起きませんでした(宿のWi-Fiが複数あるので)。ちょっと気になりました。
街の中心部から遠い
「Duy’s home」は街の中心から離れています。街の中心部の方が人が多くにぎやか。ナイトマーケットも中心部の方が活気があります。「にぎやかな所に歩いて行ける距離がいい」場合は、街の中心部のホテルを選ぶとよいです。中心部近くの川沿いには眺望のいいホテルもありますし。
しかし、カントー(Can Tho)は小さい街なので、GrabBikeを使えば簡単に街の中心部に出ることができます。価格は16.000VND(約75円)ほど。時間は10分もかかりません。街の中心部から遠いですが不便は感じませんでした。
なお、GrabBikeに乗るときは使い捨てのマスクがあると安心です。カントー(Can Tho)はホーチミンに比べて交通量は少ないですが、それでも排ガスはありますから。使い捨てマスクは現地のコンビニで買えます。
まとめ
ゲストハウスの名前は家の2歳の子の名前が付けられています。家庭的で温かく居心地がよくて。私がカントーを再訪するときは再訪します。現地の情報を細かく教えてもらえるだけでなく、ツアーの手配などもしてくれますよ。旅を計画する上で心強いです。
私は初日だけ「booking.com」を使って予約しました。しかし予約サイトを使わずに直接予約をした方が安いです。宿泊費用は220.000VND(約1032円)でした。
この記事が旅する人の訳に立ちますように。最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。