資産になるアクセサリーが欲しいと思うことはありますか? 宝石が付いていたり装飾が華やかだったり、いろいろな形や種類があって迷ってしまいますよね。私は購入を決めるまで時間がかかりました。選んだのは「純金のブレスレット」。初めて購入したアクセサリーに満足しています。選び方や買い方について調べた内容を記事に残します。
購入した品物
純金キヘイブレスレット
私が選んだのは「純金キヘイブレスレット(2面カット)」。田中貴金属ジュエリー株式会社のウェブサイトから注文しました。「重さ3g・長さ18cm・価格6万円」の品物を、サイズを変更して「長さ19cm・価格6万8500円」で購入しました。(価格は全て税込み表記)
品番 | 65KGS003BW000000 |
素材 | K24(純金) |
材質 | ゴールド |
サイズ | 2面カット、重さ約3g、長さ約18cm、チェーン幅約2mm |
金具形状 | ヒキワ金具 |
購入したお店
田中貴金属ジュエリー株式会社
田中貴金属グループの「ギンザタナカ」を運営する、田中貴金属ジュエリー株式会社の公式ウェブサイトから購入しました。「金」を買うなら田中貴金属などの専門店が安心と考えています。
手にした金が本物かニセモノか、一般の消費者が見抜くことは大変難しく、金は信頼できる専門店で購入するしかありません。
当社では、買い取った金が自社のブランドであっても必ず溶解し、品質を保証できる新品の金地金のみを販売しています。金は長期で保有する高価な資産だからこそ、将来にわたって事業継続が可能な会社で、ご自身や家族が売却したいときに責任をもって買取してもらえるブランドの金を購入することです。
https://gold.tanaka.co.jp/first/reason/index.html
純金キヘイブレスレットを選んだ理由
「資産になるアクセサリー」といえる
金のアクセサリーは素材そのものに価値が認められています。通貨(日本円)が大量に発行され続ける今、通貨の価値は落ち続けています。また世界経済の変化で急激な物価上昇や物不足が起こる可能性を想像しやすくなりました。価値が落ちる「通貨」ではなく価値が維持できる「資産」を持ちたい。そう考えて
「資産になるアクセサリー」として純金キヘイブレスレットを選びました。
宝石が必要ない
ダイヤモンドなどの宝石が付くアクセサリーは価値が高そうに思えます。しかし売却時の価値は高くありません。むしろ宝石の取り外しに手間とお金がかかります。金のアクセサリーは素材そのものに価値が認められるので、宝石がなくても重量で価値が認められます。そのため宝石がないアクセサリーを選びました。
価値がなくならない
金は素材そのものに価値が認められています。いつの時代でもどの国でも、金は価値あるものとして扱われてきました。それは今後も変わらない実感があります。
金のアクセサリーは「価値がなくならない」と考えました。
身に着けられる
「身に着けて移動できる」ことを考えて金のブレスレットを選びました。身に着けていれば「他人から奪われにくい」です。そして万一、海外に避難する事態が起きても、身に着けたアクセサリーなら空港の荷物検査も通りやすいと考えました(金の延べ棒や大きな金貨は空港の荷物検査で指摘・質問されます)。
身に着けて持ち運びやすい。
少量でも価値がある
金属は重いので身に着けて持ち運べる量に限りがあります。だから少量でも価値が高い純金の品物を選びました。
純金なら少量でも価値がある。
換金しやすい
金のアクセサリーは「売却」できます。また必要なものと「交換」も可能です。どの国でも換金しやすいといえます。
金のアクセサリーは換金しやすい。
そして万一の事態であるハイパーインフレを想定しました。ハイパーインフレが起きれば急激な物価上昇が毎日続いて1日ごとに通貨の価値が下がります。高価な品物は売却すれば大量に換金できるものの、使い切れない通貨の価値はどんどん落ちます。小さな純金のブレスレットなら、通貨が必要になったら、そのときに必要な分の通貨と換金できると考えました。
買うまでに勉強したこと・気付いたこと
預金封鎖(1946年)の事例を学んだ
日本は過去に「預金封鎖」「新円切り替え」「臨時財産調査令」を実施しています(1946年)。わずか1年の物価上昇でも貨幣価値が8分の1〜10分の1になりました。その後も物不足やインフレが続きます。現在の日本は「預金封鎖」を行った当時の状況に似ているといわれています。
預金封鎖と財産税については、こちらのウェブサイトが分かりやすく解説してくれています。
1946年の公務員の初任給が300円くらいであったことを考えると、当時の300円は現在では20万円くらいなのではないかと考えられます。
しかしながら1947年の同じく公務員の初任給が2300円程度であったことを考えると、この1年のインフレで貨幣の価値は1/8〜1/10になっており、財産税納付後の封鎖預金はかなり価値が減じてしまったようです。
その後も物不足からインフレが続き、密告制度や罰則(3年以下の懲役又は1万円以下の罰金)もあり、かなり厳しい制度だったと想像します。
https://mirai-souzou-souzoku.com/okane/409/
政策への違和感
マイナンバーカードの取得を政府が積極的に奨励しています。健康保険証と運転免許証を廃止してマイナンバーカードと一体化するという案も出ました。マイナンバーは国内に住む日本国籍を持つ人の各種証明書・銀行口座・証券口座などをひも付けるため「日本国籍を持つ人の金融資産の把握」が可能になります。またマイナポータルの利用規約は個人情報を守るようにできていません。インボイス制度や帳簿のデジタル化など、現代の預金封鎖(財産税)の準備とみえる政策が多くなりました。
「お金ではない形の資産」を持っておきたい。
基軸通貨への違和感
現在の基軸通貨はドルです。しかしロシアが金本位制に向かい世界が大きく動いているようにみえます。ニクソン・ショック(1971年)でドルは金と交換できなくなり、現在は石油売買と武器売買でドル需要は保たれているものの、最近になって石油売買を人民元決済にする構想も出てきました。産油国も米国から離れつつあるようにみえます。ドルの需要が低くなれば、ドルの価値が下がって日本円も影響を受けます。
通貨に影響されない「普遍的な価値があるもの」が欲しい。
戦争に巻き込まれる可能性
米国は戦争をすることで基軸通貨(ドル)の立場を維持していると私は考えています。米国は台湾と中国の関係に関与する動きも見せるため、台湾と中国の関係が悪くなる可能性があります。その際に武力衝突が起きるならば、日本も巻き込まれるでしょう。
「万が一のときに身に着けて移動できるもの」が欲しい。
2022年8月のペロシ下院議長(当時)の突然の台湾訪問は、真夜中でしたが飛行機の動きや報道を緊張しながら注視しました。
購入した感想
いいところ
純金の品は美しくて眺めると気持ち和みます。そして手で触れて安心感を覚えます。地に足が着くような手堅さがあります。万一の際に身に着けられるという特長もあって、心強さを実感できます。
気になるところ
アクセサリーは小売価格と買い取り価格の差が大きいです。田中貴金属ジュエリー株式会社のウェブサイトでアクセサリーを購入して、田中貴金属の貴金属ジュエリー買取サービス[リ・タナカ]で買い取ってもらう場合は、小売価格は「6万円」ですが買い取り価格は「2万4528円」となり、半額以下になってしまいます。アクセサリーは高い印象があります。
小売価格 | 6万円 |
買い取り価格 | 2万4528円 |
今後の購入予定
アクセサリーを少しずつ追加購入しながら、小さな金貨の購入を考えています。
- 身に着けて運べるアクセサリー
- 財布に入る小さな金貨
金貨は「小売価格と買い取り価格の差」が小さいです(「田中貴金属直営店ギンザタナカ」で購入・売却の場合)。
小さな金貨もアクセサリーも共に「万一の事態に備える」のが目的です
注文して届くまでの日数
購入日:2022年11月1日(火)
到着日:2022年11月18日(金)
注文してから手元に届くまで17日かかりました。ヤマト運輸の通常配送で届きます。金貨の場合は本人限定受取(特例型)で郵送されるので、アクセサリーが通常配送なのは驚きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。