LCCの機内に手荷物を持ち込むとき、どんな検査をするのだろう。重量オーバーの場合はどうなるのだろう。検査のない場合はあるのだろうか。
こういった疑問に答えます。
LCCのセールの航空券は受託手荷物の設定がない場合が多いです。リュック1つで飛行機に乗れる身軽さがうれしい半面、機内持ち込み手荷物を重量制限内に抑えられるか心配。この記事では下記のLCCの機内持ち込み手荷物の検査について記載します。(2018年8月〜2019年1月)
- 春秋航空(国内線)
- バニラエア(国際線)
- エアアジア(国際線)
- ベトジェットエア(国際線/国内線)
ロストバゲージ対策。貴重品は機内持ち込み手荷物へ
ハノイ(ベトナム)から成田国際空港に到着した際、ロストバゲージに遭遇しました。貴重品は機内持ち込み手荷物に入れておいたので一安心。貴重品を体から離さないように持ち運ぶことで、ロストバゲージのダメージが抑えられます。
初のロストバゲージです。貴重品などは手荷物で持ち歩く。その大切さを実感しています😌
空港の職員さんによると「50個くらい届いてないようです」。税関で書類を提出して、明日か明後日の荷物の到着を待ちます😃#ベトジェット #ベトジェットエア #VietJet #VietJetAir #ハノイ pic.twitter.com/IxarjiR8ln
— IMA (@imablog) 2019年1月29日
春秋航空(国内線)の機内持ち込み手荷物
成田・札幌間の国内線に搭乗しました。機内持ち込み手荷物の重量は7kgまで(2018年10月28日より)。
成田国際空港の場合
計測します。縦×横×高さを測るための入れ物に手荷物が収まるかどうかを確認します。重さは量りに乗せて計測。全ての人が機内持ち込み手荷物の検査を受けていました。わたしは数グラムだけ超過したものの、OKしてもらえました。(*’ω’*)(2018年8月)
新千歳空港の場合
計測はないまま搭乗OKだった気がします(うろ覚え)。(2018年8月)
バニラエア(国際線)の機内持ち込み手荷物
成田・高雄(台湾)間の国際線に搭乗しました。機内持ち込み手荷物の重量は7kgまで。
追記:成田・台北(台湾)間の国際線を追記しました。
バニラエアで成田空港に戻りました。機内持ち込み手荷物の検査は、空港によって厳しさが異なります。今朝の高雄空港(KHH)では、カウンターでタグを付けてもらうだけでした。往路で指摘されたリュックでも復路では問題ない、という人を見かけました。(*ΦωΦ)#Vanillaair #バニラエア
— IMA (@imablog) 2018年11月19日
成田国際空港の場合
チェックインカウンターに並んでタグを付けます。担当のスタッフが「目視」で機内持ち込み手荷物を確認しました。明らかに大きい手荷物を持つ人には声を掛けて、受託手荷物への変更を案内されます。量りは置かれているものの、自己申告の人のみが使いました。(2018年11月)
高雄国際空港の場合
チェックインカウンターで機内持ち込み手荷物にタグを付けます。重さの検査などはせずに搭乗OKでした。(2018年11月)
台湾桃園国際空港の場合
計測があります。軽そうに見えるバッグも計測されましたので、重量にはご注意ください。(2019年1月)
エアアジア(国際線)の機内持ち込み手荷物
成田・ドンムアン(タイ)間の国際線に搭乗しました。機内持ち込み手荷物の重量は7kgまで。
エアアジアの機内持ち込み手荷物は、カウンターで重さを量るパターンでした。Webチェックインの人もカウンターに並びます。全員が重さをチェックされるようですね。成田空港第2ターミナルにて。(*ΦωΦ)#AirAsia #エアアジア pic.twitter.com/QMrL5f3ium
— IMA (@imablog) 2018年11月28日
成田国際空港の場合
計測します。チェックインカウンターで重量を量ります。縦×横×高さを測る装置は見当たりませんが、カウンターでスタッフによる目視確認はあります。(2018年11月)
重量超過した経験のある友人は「何かをポケットに入れてください」と言われて、調整してもらえました。
ドンムアン空港の場合
チェックインカウンターで手荷物の計測はありませんでした。搭乗ゲートに入るとき(搭乗とは別)に搭乗券を確認しますが、その際も計測なし。大きさ・重量を量る機具が置いてあったので、明らかに大きな荷物と分かる場合は、計測される可能性がありそうです。(2018年12月)
ドンムアン空港の15番ゲートで搭乗待ちです。チェックインカウンターでもゲートでも、機内持ち込み手荷物の重さを量ることはありませんでした。#AirAsia #エアアジア pic.twitter.com/6Pc2NfTHFU
— IMA (@imablog) 2018年12月13日
ベトジェットエア(国際線)の機内持ち込み手荷物
成田・ハノイ(ベトナム)間の国際線に搭乗しました。機内持ち込み手荷物の重量は7kgまで。
成田国際空港の場合
チェックインカウンターで手荷物の計測はありませんでした。念のためカウンターで計測させてもらったら0.4kgの重量オーバー。カウンターのスタッフに尋ねたら「あまり厳しくありません」と、はにかむような笑顔で答えてくれました(2019年1月)。
ベトジェットエアの機内です。チェックインカウンターでもゲートでも、機内持ち込み手荷物の重さを量ることはありませんでした。カウンターで尋ねたら、はにかむような笑顔で「あまり厳しくありません」。今日は問題なしです😌#ベトジェット #ベトジェットエア #VietJet #VietJetAir pic.twitter.com/1JxNOoFCii
— IMA (@imablog) 2019年1月15日
ノイバイ国際空港の場合
チェックインカウンターで手荷物の計測はありませんでした。明らかにサイズが大きい手荷物を機内に持ち込めている人がいました。ノイバイ国際空港のカウンターはとても混みます。もしかしたら計測は厳しくないかもしれない……という印象を持ちました(2019年1月)。
ベトジェットエア(国内線)の機内持ち込み手荷物
ハノイ・ダナン間(共にベトナム)の国内線に搭乗しました。機内持ち込み手荷物の重量は7kgまで。
ノイバイ国際空港の場合
チェックインカウンターで手荷物の計測はありませんでした。別件ですが、国内線のカウンターは、国際線に比べると行列を無視して前に進む人(割り込む人)が多い印象です。その場合には「並んでいますよ」と優しく一声かけると、ちゃんと並んでくれます。
ダナン国際空港の場合
チェックインカウンターで手荷物の計測はありませんでした。
重量オーバーの場合にすること
計測前に重量オーバーが分かったら、重いものをポケットに入れましょう。服の重ね着も手荷物を少し軽くできます。それでも調整が利かない場合は、受託手荷物への変更がよいです。
受託手荷物への変更はチェックインカウンターで手続きすると割高です。重量オーバーが分かった時点でWebで変更をする方がお得ですね。
旅先で重さが気になりそうな人は、デジタルはかりがあると安心感があります。旅先で荷物を増やすかもしれない人は持っていると安心感がありますよ。
LCCの機内持ち込みに使用するリュックの例
目視で縦×横×高さが明らかに大きいと分かる手荷物は、声を掛けられるようです。しかし同じリュックでも内容物が少なく小さく見える場合は、声を掛けられない場合も見られました。
わたしはThe North Faceのリュックを使っています。MacBook Pro 15とiPad Pro 10を入れるスペースがあります。他に衣類と小物を入れてギリギリ7kgに収まります。他にもLCCに向くリュックはありそうですが、使い勝手がよいのでこれを愛用しています。
【まとめ】LCCの機内持ち込み手荷物について
春秋航空 (国内線) | 成田国際空港:計測あり(2018年8月) 新千歳空港:計測なし(2018年8月) | 7kgまで |
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バニラエア (国際線) | 成田国際空港:計測あり(2018年11月) 高雄国際:計測なし(2018年12月) 台湾桃園国際空港:計測あり(2019年1月) | 7kgまで |
エアアジア (国際線) | 成田国際空港:計測あり(2018年11月) ドンムアン空港:計測なし(2018年12月) | 7kgまで |
ベトジェットエア (国際線) | 成田国際空港:計測なし(2019年1月) ノイバイ国際空港:後日、記載します | 7kgまで |
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。