山梨県笛吹市へ家族で旅行しました。時期は9月下旬。笛吹市は温泉地であるとともにブドウの名産地です。この時期はシャインマスカットが多く見られます。公園は広くて遊具が充実。家族で食事や買い物を楽しんで、公園で子どもを遊ばせて、ゲストハウスでBBQをして。「笛吹市宿泊割」で宿泊費を抑えつつ、PayPayの割引を併用して少しお得に旅を工夫しました。記録に残します。
山梨旅行(笛吹市)
日程と費用
2021年9月23日(木・祝)〜26日(日)
宿泊費:2万1480円/3泊4日(朝食付き1泊、他は素泊まり)
レンタカー:1万3750円/4泊5日(妻実家1泊+旅行3泊)
ガソリン代:4302円
※旅行中に発生する細かな費用(高速道路料金・駐車場料金や食事代など)は上記に含めていません。
- 私
- 妻
- 男児(7歳/小学1年生)
レンタカー
車は「日産レンタカー」でお借りしました。「セルフチェックイン」を初めて利用。数日前にWebで必要事項を記入して、当日に車を確認して鍵を受け取るだけで出発できます。
お借りした車両はNissan「March Bolero」です。
「March Bolero」は1200ccのコンパクトカーです。街乗りがしやすい小さな車体ですね。気になったのは発進とブレーキです。どちらも急に力が出るタイプで、後部座席の人が「ガクッ」とならないように気を使いました。乗り心地はフワッとして街中を程よく走る分には問題なし。高速道路の曲がり道では挙動が急に変化しやすくて「もう少し安定して曲がってくれるといいな……」という印象を持ちました。
4泊5日で約340kmを走行。給油は29L。燃費は11.7km/L。高速道路を多く走ったので、燃費はもう少し伸びてほしい。
観光のきろく
1日目
- ホテル石庭(せきてい)
ホテル石庭(せきてい)
東京都府中市から夕方に出発。高速道路を使って山梨県笛吹市に向かいました。中央道は走りやすくて簡単に到着。1日目の宿「ホテル石庭」に到着したのは20時近く。「ホテル石庭」は石和温泉にある大型のホテル。この日はホテルの温泉に入って休みました。
「ホテル石庭」は「楽天トラベル」で予約しました。「笛吹市宿泊割」「お部屋お任せ」のプランです。「ホテル石庭」への宿泊は2度目で、前回と同じく和洋室に泊まることができました。和洋室は広くて使いやすいです。
洋室のベッド二つのほかに、和室にも布団が。子どもが7歳になり、布団が用意されるようになりました。
子どもは和室で算数のドリルに取り組んでいます。今回の旅程は平日を含むので、学校を休む分の課題を持ってきました。
和洋室には浴室が付いていますが、こちらは「温泉」ではありません。私たちは浴室を使わずに大浴場(温泉)を利用。露天風呂付きの大浴場は時間帯により男女が入れ替わります。夜の露天風呂に入って、星空を眺めてゆっくり過ごしました。
「ホテル石庭」の宿泊費用は1万200円(支払額合計)。「笛吹市宿泊割」の5000円引きを利用しました。
石和温泉 ホテル石庭
山梨県笛吹市石和町窪中島587[地図]
2日目
- 桔梗信玄餅 工場テーマパーク
- 笛吹市八代ふるさと公園
- 山梨県曽根丘陵公園
- 鉄道ゲストハウス 鐡ノ家(てつのや)
「ホテル石庭」の朝食はバイキング形式です。食事を取ってゆっくりホテルに滞在。10時にチェックアウトして「桔梗信玄餅 工場テーマパーク」に向かいました。
桔梗信玄餅 工場テーマパーク
「桔梗信玄餅 工場テーマパーク」の工場見学は休止中でした。「信玄餅の詰め放題」は実施されています。詰め放題は人気があり開店時に整理券が配られます。私たちが訪問した祝日は、午前8時20分に整理券の配布が終了。「土日は午前7時台には配布が終了する」(ゲストハウスのオーナー)だそうです。
詰め放題の場所では、ビニール袋に信玄餅を上手に詰める人がたくさんいました。詰め方はほとんど同じ。効率のよい詰め方があるようですね。
笛吹市八代ふるさと公園
山梨県は子どもを遊ばせやすい公園が多くあります。「笛吹市八代ふるさと公園」もその一つで、子どもが伸び伸びと遊ぶことができました。写真の滑り台は勾配が急で高低差がかなりあります。
この滑り台が気に入って、子どもは何度も滑ってズボンのおしりに穴を空けました。滑り台で穴が空いたのは初めて。笑ってしまいました。
山梨県曽根丘陵公園
他の公園へも足を延ばして「山梨県曽根丘陵公園」を訪問。こちらでも長めのローラー滑り台などで遊びました。
鉄道ゲストハウス 鐡ノ家(てつのや)
2日目の宿は「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家(てつのや)」。鉄道模型と温泉のあるゲストハウスです。春日居温泉のお湯を楽しめます。私は鉄道模型の趣味はないのですが、この宿は居心地がよくて快適に過ごせました。
鉄道模型の迫力・精密さを知りました。鉄道を撮る人の気持ちが少しだけ感じられた気がします。撮影が楽しい。
「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家」は、宿のあちこちに鉄道への温かな気持ちを感じられます。
自炊設備も整っています。食材を買ってくれば調理が可能。
トイレや洗面所もキレイ。清潔感があります。
踏切からすぐ近くの場所です。踏切や電車の通る音が趣として感じられる、何とも不思議な宿でした。
お風呂は春日居温泉から引かれたお湯で、家族風呂として利用できます。予約制。16時にチェックインして、すぐにお風呂を用意してもらえました。写真はお湯を張っているところ。16時と20時に入浴しました。
「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家」の宿泊は「BBQプラン」で予約。BBQの道具をお借りしました。炭火を熾すことや道具の後片付けは宿の方がしてくれます。私たちは食材・飲み物を用意して、焼いて食べます。楽チン。
スーパーで野菜などを購入して、キッチンでカットしました。家族と一緒にBBQは楽しいです。
「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家」の宿泊費は6500円(支払額合計)。「笛吹市宿泊割」の5000円引きを利用しました。
予約時に小学生料金を問い合わせたところ、大人2名の予約でOKと返事をいただけました。小学生以下の子どもを連れた旅行ではとても助かります。詳しくは公式HPのQ&A「子ども料金はありますか?」をご覧ください。
「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家」のクチコミ通り、部屋は質素な和室ですが私たち家族には十分な内容で、何よりもスタッフの心遣いがすてきな宿でした。また訪問したいです。
鉄道ゲストハウス 鐡ノ家
山梨県笛吹市春日居町鎮目511[地図]
3日目
- 塩山ふれあいの森総合公園「フルーツパラダイス」
- 中国料理 鳳龍(ほうりゅう)
- 道の駅 花かげの郷まきおか
- 道の駅 みとみ
- チサンイン甲府石和
「鉄道ゲストハウス 鐡ノ家」の朝風呂は、小さい方の浴室を使います。自分でお湯を張って、使用後に軽く清掃する方式。朝風呂も予約制なので前日のうちに予約します。吹き入る秋風が心地よくて、露天風呂のような心地よさでした。
塩山ふれあいの森総合公園「フルーツパラダイス」
塩山ふれあいの森総合公園「フルーツパラダイス」は果物の形をした遊具がある広場です。塩山エリアの高台から甲府盆地を眺められる場所にあります。割と好き。自炊湯治の宿のオーナーに教えてもらいました。
遊具もいろいろ。ローラー滑り台もあります。幼児や小学校低学年くらいの子を連れた家族が多いですね。
中国料理 鳳龍(ほうりゅう)
昼食は塩山にある「中国料理 鳳龍(ほうりゅう)」へ。「五目ソバ」の評判を聞いて訪問しました。食べてみたら正解。イカや砂肝も入っていて、味わい深い一品でした。テキパキと働くお店の方は、餃子1皿(6個)を3人用に小皿に2個ずつ分けて出してくれました。優しい。他の料理の味もよいので、再訪したい。
道の駅 花かげの郷まきおか
「道の駅 花かげの郷まちおか」は、すぐ横の高台に広場があります。いくつかの遊具があって、子どもを遊ばせることができます。富士山が見える高台ですが、この日は雲が多くて見えませんでした。
道の駅 みとみ
「道の駅 みとみ」まで足を延ばして、すぐ近くの「西沢渓谷入り口」まで行きました。
「1周約10km」の表示を見て西沢渓谷に行くのは中止。子連れだと少し距離がありますね。
西沢渓谷入り口の東沢山荘で「よもぎ餅」を買って帰りました。「よもぎ餅」の材料「ヨモギ」は標高1000m以上(1500m?)のところまで行って採ってくるそう。農薬・添加物が一切なく安心。昔ながらの「よもぎ餅」の味です。
近くの「道の駅 みとみ」でも4個パックで販売しています。美味。
チサンイン甲府石和
3日目の宿は「チサンイン甲府石和」。小学生無料の二段ベッドの部屋に泊まります。
初めて見る二段ベッドは楽しいようで、7歳児はよろこんでいました。そういえば私も小さいころ、二段ベッドが楽しかったな。子育ては自分の幼年期を追体験するようです。子どものおかげで「小さかった昔の自分」に会えるような感覚がありますね。
「チサンイン甲府石和」の宿泊費は4780円(支払額合計)。「笛吹市宿泊割」の5000円引きを利用しました。
4日目
いさわマルシェ
いさわマルシェ
4日目は小雨が降る天気。公園で遊ぶのを諦めてお土産を買いに行きます。道沿いに「いさわマルシェ」を見つけて訪問しました。
「いさわマルシェ」ではワインを100種類ほど取り扱っているそう。昨今の経済状況で、市場でワインがあまり売れていないそうです。ワイン業者の方から「お店にワインを置いてほしい」と話が来るそうです。品質のよいワインがお手頃価格になっていました。ワイン2本とお土産を数点購入。PayPayの割引が使えました。
まとめ
山梨県は東京から向かいやすい距離です。たくさんある公園は広くて遊具が充実しています。小さな子どもを連れた旅ではとても助かります。そして温泉もあるから家族で楽しめる。7歳児を連れて旅する今、山梨県への旅行はとても魅力的だとあらためて感じました。
何度か旅するうちに「水のおいしさ」にも気付くようになりました。旅先でペットボトルの水を買う必要がありません。子どもの成長を見守りつつ、また山梨旅行を計画したいと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。