ほぼ無職のいいところ

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この記事は、かつて仕事を失ったときの日常を書いたものです。

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目次

日中の時間が使える

以前の生活は自宅と会社の往復だけだったから、今はもう別世界のようです。幼児と遊ぶ。畑を耕す。妻と買い物をする。本を読む。ブログを書く。株式投資をする。心のどこかに眠っていたやりたいことを実行しています。できるできないは後回し。「あれ、俺これやりたかったんじゃね?」のようなことに挑戦しています。

思ったよりも生きられる

「収入がゼロになって、どうやって生きていこう!?」と思いますよね。ええ。ぼくもバッチリ心配しました。ところが生きています。仕事がなくなっても命や生活はなくなりません。貯金は減っても、すぐどうにかなったりしません。毎日試行錯誤するから道が開けるように感じます。必要に迫られるから解決策が出てきます。「あれ、俺もっと行けるんじゃないの?」みたいな感じです。

自然体でいられる

ぼくがほぼ無職になったのは「職場の権威を自負してる人」とぶつかって仕事を失ったから。仕事を失うことで、今までの生き方や世界観を全面否定されたと感じました。

IMA

「今までのキャリアが……!」のような喪失感がありました

落ち着いて振り返ると「無理して頑張っていたなぁ」と思うんです。今なら自分を殺してまで無理して仕事する必要はないと分かります。今の方が自然体で生きやすい。価値観を一度リセットしたら、視界が開けてスッキリ軽くなりました

家族に優しくできる

妻の心強さと子どもの全面的な信頼は、とてつもなく勇気をもらえます。励まされます。ジンワリ胸の奥が熱くなってエネルギーが湧きます。家族ってすごくいい。以前よりも、妻と子どもに優しくなれました。『おぼっちゃまくん』という漫画で、お父ちゃまが主人公を溺愛してベロベロ舐めるんですけど、まさにそういう気持ちで子どもを溺愛しています。

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次に向かって、やる気が出る

仕事で結果を出しても他人の胸三寸であっという間にコースアウトもある。そんな世界から離れたらやる気が出てきました。「生きてく方法を見つけなくちゃ!」「妻と子どもと生きていくぞ!」って自然と思えるんですよね。だから、やりたくないことをしてる暇がありません。寒いところに行ったら自然と服を着るような感じです。必要なことをするのが苦になりません。無理しなくてもエネルギーが湧いてきます。

新しい人間関係や技術ができる

「何とか生きていくぞ!」と本気で思って行動するから、新しい人間関係や技術が生まれます。株式投資の話を聞ける人ができて、実際に実践して技術を身に付けたり。農作業の経験を積んだり。真剣に取り組むと、新しい世界が開けています。奇しくも、ほぼ無職になったおかげで、新しく真剣に取り組める環境が手に入りました。

まとめ

ほぼ無職のいいところを書きました。ほぼ無職にはリスクがありますから、誰にでもオススメはできません。でも急にほぼ無職になる人もいるはず。この記事が誰かの役に立てたらいいなと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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