家族と一緒に鹿児島県指宿市を旅行しました。時期は8月。ちょうど鹿児島県の緊急事態宣言発令という時期に重なりましたが、「いぶすき今だけ直割キャンペーン」を使って宿泊費用を大幅に抑えることができました。楽しい旅行ができたので、記録に残します。
指宿旅行
日程と費用
2021年8月22日(日)〜27日(土)
航空券:2万6208円/内訳:4168円(私と子)+1万6040円(妻)+6000円(機内預け荷物)
航路:成田空港・鹿児島空港(往復)/Jetstar
宿泊費:5万9495円/6泊7日/ほぼ2食付き
レンタカー:1万1000円/6泊7日
ガソリン代:7978円
※旅行中に発生する細かな費用(有料道路料金や食事代など)は上記に含めていません。
- 私
- 妻
- 男児(7歳/小学1年生)
航空券
成田・鹿児島間の移動はJetstarを利用しました。3月にJetstarのセールで「私と子どもの航空券」を購入。ちょうど「緊急事態宣言に伴う無料の振り替え」が適用されたので、8月の夏休みに振り替えました。「妻の航空券」「機内預け荷物」は追加で購入。
航空券:2万6208円/内訳:4168円(私と子)+1万6040円(妻)+6000円(機内預け荷物)/Jetstar
航路:成田空港・鹿児島空港/往復
レンタカー
車は初めて利用する「ククルレンタカー」(鹿児島空港営業所)で借りました。免責補償込み2万円のところ「楽天トラベル」のクーポン4000円を利用して1万6000円(6泊7日)。
「ククルレンタカー」は、鹿児島県が実施するタクシー・レンタカーの利用料金の補助「かごしまらくめぐり」の対象なので5000円割引になりました。最終的にはレンタカー代金は1万1000円で済みました(6泊7日/免責補償込み)。
「かごしまらくめぐり」を利用すると、レンタカー返却時に5000円を現金で返してもらえます。
観光のきろく
1日目
- 竜ヶ水そば
- 天文館むじゃき
- 指宿スカイライン
- お茶の沢田園
- 民宿たかよし
1日目の昼食は「竜ヶ水そば」へ。こちらの記事を読んで、ぜひ伺いたいと思っていました。
店舗は店主・小浜さん自らが造ったものです。竜ヶ水の歴史や水害に遭ったときの話、どのように建物を造ったか、うどんや調度品をどのように作るかなど、たくさんお話を伺えました。小浜さんから「生き抜いてきた人の強さ」を感じ、旅の初日から自らを省みました。
子どものために、奥さまからおにぎりを、小浜さんから小麦粉で作った粘土の人形をいただきました。
昼食後には鹿児島の中心繁華街「天文館」にある「天文館むじゃき」へ。有名な「白熊」を注文。妻と子がおいしそうに食べるのを見ることができました。少しいただいたら、ミルクセーキのような味でした。
「指宿スカイライン」を走りました。山間部の曲がりくねった道路が続きます。バイクで走ったら楽しいだろうな。写真は須々原展望台で撮影。
指宿市内に到着して「お茶の沢田園」(タイヨー指宿店内)へ。こちらは2000円以上で500円引きの「ぐりぶークーポン」を使いました。お土産にお茶を購入。
そして「民宿たかよし」へ。2020年12月に宿泊して、とても料理がおいしくて、居心地がよくて、大好きになった宿です。「妻と子を連れて再訪したい」という希望がかないました。快適な滞在ができて満足。今回は3泊しました。
2日目
- 指宿橋牟礼川遺跡
- 岩屋公園
- 瀬平自然公園
- 民宿 指宿
指宿市の「指宿橋牟礼川遺跡」(無料)を見学してから、足を延ばして「岩屋公園キャンプ場」まで約1時間のドライブ。
しかし「岩屋公園キャンプ場」の「流水プール」「ウォータースライダー」は営業終了でした。鹿児島県の緊急事態宣言の影響です。
旅先で遠出する場合は、目的の施設が営業しているか電話で確認しましょう。
近くの「岩屋公園」に行ってみると、公園内を流れる万之瀬川で遊ぶ人を発見。「岩屋公園キャンプ場」の「流水プール」「ウォータースライダー」は使えませんが、川は開放されていました。
わが家の7歳児は水着になって川遊びを楽しみます。鹿児島県の海水浴場に行けなくても、川遊びを満喫できました。7歳児の背中に成長を感じます。
川遊びをしていたら場内にアナウンスがあり、ドクターヘリが到着。飛び立つ姿を記念に撮影しました。パイロットが手を振ってくれました。
開聞岳の全景が見えます。道路沿いの「瀬平自然公園」にて撮影。2・3台の車が駐車できる小さな展望台で、割と有名な撮影スポットのようです。雲がかからない開聞岳を見られたのは、旅行中はこの日だけでした。
2日目は「民宿 指宿」に宿泊。「いま冷たい飲み物を持ってきますね」とウェルカムドリンクをいただけました。気取らない感じのもてなしが心地よいです。この宿泊だけ1泊朝食付き(夕食設定なし)。
「民宿 指宿」のご主人から今晩は花火があると教えていただき「砂むし会館 砂楽」横の砂浜から見学しました。「指宿いわさきホテル」で打ち上げているそう。とても近くで見ることができました。
3日目
- 竜宮神社
- JR日本最南端の駅「西大山」
- 池田湖遊園地
- タツノオトシゴハウス
- 鰻地区散策
- 民宿 うなぎ湖畔
3日目から開聞岳に雲がかかりました。この日は浦島太郎伝説の発祥の地といわれる「長崎鼻」「竜宮神社」を訪問。その後にJR日本最南端の駅「西大山」に向かいました。
あいにくの雲で開聞岳の全景は見られず。
池田湖のほとりにある「池田湖遊園地」に行って遊具で遊びました。遊園地と名が付くものの、大きな遊具が一つある公園でした。
風が強いので池田湖で遊ぶ計画は中止に。池田湖ではウインドサーフィンをする人たちを見ました。
宿のチェックインまで時間があるので「タツノオトシゴハウス」まで足を延ばしました。残念ながら定休日でお店に入れず。風景を堪能しました。ここからでも開聞岳が見えます。
3日目は「民宿 うなぎ湖畔」。露天風呂から鰻池が見られる宿です。露天風呂は半混浴で、角を曲がれば女湯です。この日は私たち家族だけの宿泊だったので、家族で露天風呂を楽しみました。
「鰻温泉」は温泉の蒸気で作る「スメ料理」が名物。鶏肉がとても柔らかくて、野菜の甘さも感じられる料理です。
鰻温泉は『男はつらいよ 寅次郎真実一路』のロケ地であり、鰻湖のほとりには映画で見た「うなぎ荘」もありました。
「鰻温泉」は西郷隆盛が好んだ温泉だそう。西郷隆盛は滞在時に猟犬を連れていたそうです。その犬の名が付けられた像が、町角にいくつもあります。かわいい。
4日目
- 地熱発電所
- 山川砂むし温泉「砂湯里」
- たまて箱温泉
- 民宿たかよし
地熱発電所を見つけたものの、臨時休館でした。ここにも鹿児島県の緊急事態宣言発令の影響が。
「砂むし温泉」を体験しに「山川砂むし温泉 砂湯里(さゆり)」へ。海岸沿いに続く長い坂道を車で下ります。
「砂むし温泉」でたくさん汗をかいてから、次は近くの「たまて箱温泉」へ。海に面した露天風呂で、開放的な景色がとてもきれい。この日は女湯で開聞岳を眺められました。男湯は海を眺められました。景色と温泉と水風呂を満喫です。
朝は鰻温泉。昼過ぎに砂むし温泉「砂湯里」・たまて箱温泉。夜は民宿で温泉を楽しみました。温泉三昧。
温泉に入るときもスマートバンド「Mi Band 6」を着けています。心拍数やストレス・睡眠時間を記録できるので普段から愛用しているのですが、温泉に入ると心拍数の変化がはっきり分かります。健康を数字で見られるようで楽しい。
再び「民宿たかよし」へ。私は仕事をする都合があったので、宿のチェックインを済ませて部屋で作業しました。妻と子は車で別行動。
5日目
- ちりりんロード(妻と子のみ)
- 民宿 千成荘
仕事で問題が発生したので、5日目は作業日になりました。妻と子には別行動で観光してもらい、私は「民宿たかよし」の一部屋をお借りして、ひたすら作業しました。仕事は無事に終了。
妻と子は「ちりりんロード」へ。たくさんの貝を拾って遊んできたようです。
今日は「民宿 千成荘」へ。15時30分にチェックイン。宿の温泉は「家族風呂」として使えて、さっそくいただきました。
6日目
- 枕崎駅
- 薩摩酒造花渡川蒸留所「明治蔵」
- 民宿たかよし
足を延ばして枕崎市へ。指宿から車で約1時間の距離です。車も信号も少なくて走りやすい道で、移動が楽です。
観光協会で観光ポイントを教えてもらい薩摩酒造を見学。芋焼酎「さつま白波」で有名な酒蔵です。見学は楽しくて、スマホで2次元コードを読み取ると動画で説明が見られます(酒蔵内のWi-Fiを使用可能)。こちらの「明治蔵」は限定の焼酎が販売されています。珍しいので何本か購入。何本買っても1カ所への送料は同じでした。
この日も「民宿たかよし」へ。花火を屋上から見させていただきました。花火を見終えて温泉に入って、ゆっくり休めました。
7日目
「民宿たかよし」でおいしい朝食を取ってから、車で鹿児島空港に向かいます。土曜朝の通勤時刻帯を走りました。鹿児島市付近で少し交通量が多くなったものの、スムーズに運転ができました。予定通りにレンタカーを返却。鹿児島空港へ送っていただきました。
鹿児島空港から2時間弱で成田空港に到着。飛行機を使うと鹿児島がとても近いと感じます。
まとめ
「飛行機を使って家族で1泊2食付きの宿泊を繰り返す」という、わが家にとってぜいたくで楽しい指宿旅行ができました。「いぶすき今だけ直割キャンペーン」のおかげで宿泊費は半額近くまで抑えられました。鹿児島県の緊急事態宣言発令の影響で、多くの施設が閉鎖していますが、1週間の旅行ができたので、記事に書ききれないほどアチコチを巡ることができました。この記事を記念に残します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
追記
指宿旅行には新しく買ったカメラを持って行きました。SONY「α7c」という小さめのカメラです。これに85mmの単焦点・望遠レンズを組み合わせました。人物を撮るとき、特にキレイに写せます。少しずつレンズも増やして、記念になるような、家族旅行のよい写真を残していきたいです。